
Larian StudiosのXユーザー名が一時「@divinity」に変更されていたことについて、海外メディアTheGamerが『Divinity: Original Sin』シリーズの新作発表が間近なのではないかと報じていました。そのことについて同社パブリッシングディレクターのMichael Douse氏がXにてただのミスであって新作の発表準備などではないと説明しています。
「@divinity」騒動
『バルダーズ・ゲート3』で開発に影響を及ぼすほどに多くのゲーム賞を受賞したLarian Studiosですが、同社のXアカウントが一時ユーザー名を「@divinity」へと変更(元は「@larianstudios」)していたと気付いたユーザーの指摘によって海外コミュニティが騒然となりました。
変更されたユーザー名は同社が手掛けた『Divinity: Original Sin』シリーズを思い出させるものであり、新作として『Divinity: Original Sin 3』を期待するファンが海外掲示板Redditで「発表されたらすぐ予約する」や「『Divinity: Original Sin 2』が傑作だったから『バルダーズ・ゲート3』から学んだことを活かして制作する『Divinity: Original Sin 3』は史上最高のゲームになるかもしれない」など、興奮とともに語られていました。
そのことは海外メディアTheGamerが報じており、同社が事故で出してしまったのかもしれないが近々何か発表される可能性はあるとしつつ、些細なことで興奮しすぎない方がいいともしていました。
ただのミスだったと明らかに
しかしLarian StudiosのパブリッシングディレクターMichael Douse氏は自身のXアカウントで、TheGamerの記事を引用して「皆さんにとっては残念なことに」としつつ、「@divinity」への一時的なユーザー名変更は『Divinity: Original Sin』シリーズの展開に関係するものではないと説明。詐欺防止のために所有するIPに関連するユーザー名を確保しておくという活動の中で、Twitter(現X)側のミスによって変更されてしまったということです。
「もっとエキサイティングなことだったらよかったのに」とコミュニティの盛り上がりにも寄り添った同氏は、「私たちは複数のプロジェクトに取り組んでおり、すぐに何らかの発表があるとは期待しないでほしい」ともコメントしています。
なお4月には同社CEOのSwen Vincke氏から、開発中の新作については5年後には発表できるとの発言が海外メディアGameSpotのインタビューに対してされていました。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください